2023年度 Zoomによるオンライン研修

No.205小児在宅移行支援指導者育成研修〈入退院支援加算3対応〉

提供方法 Zoomミーティング(講義・演習)
開催期間 9/7・8 9:30〜16:30
応募期間 4/10〜25 
研修目的 所属施設においてNICU等に入院する児の在宅移行を推進し、児と家族を支援することができる人材を育成すること。
到達目標
  • 1.医療的ケア児を取り巻く現状とNICU/GCUから在宅等へ移行する児と家族の状況を理解することができる。
  • 2.所属施設の現状に応じた小児在宅移行支援の推進に必要な方策を考えることができる。
応募要件
  • ①総合周産期母子医療センターまたは地域周産期母子医療センターのNICU/GCU等に勤務している、又は勤務した経験がある5年目以上の看護職
  • ②本研修の受講までに、訪問看護ステーションの看護師と在宅療養中の児を訪問(2023年3月7日(火)以降)し、その記録を事前に提出できる者。
  • ③上司の推薦がある者
レベル
定員 100
受講料 会員価格 15,730円(税込) / 一般価格 23,540円(税込)
特記事項 入退院支援加算3算定要件に該当
事前課題 同行訪問記録の提出
○訪問看護ステーションの看護師と在宅療養中の児を訪問し、その記録(詳細は別途連絡)を提出すること。
講義資料 事前に郵送
受講決定の方法 応募要件を満たし、かつ申込内容に不備のない方から先着順に受講決定します。ただし、定員を超える応募があった場合には1施設1名とします。
受講環境の準備

Zoomによるオンライン研修の受講には、以下の環境が必要になります。

  • 1)Zoomアプリが使用できるパソコンを1人1台準備
    ・タブレット、スマートフォンも可能ですが、資料等を映すため画面の大きな端末を推奨します。
  • 2)パソコンはメーカーがサポートしているOSの使用を推奨、CPUデュアルコア2GHz以上を推奨
  • 3)インターネットの通信環境の確保(通信容量無制限など)
時間(分) 研修形態/科目名 講師名(敬称略・所属施設名)
2023年9月7日(木曜日)
9:30〜9:40(10)

●オリエンテーション

研修担当者
9:40〜10:30(50)

【演習1】

●同行訪問実習における情報共有

  • ・同行訪問事例と同行訪問による気づきと発見の共有
研修担当者
10:30〜10:35(5) 休憩
10:35〜11:35(60)

【講義】

●医療的ケア児とその家族の支援に必要な基礎知識①

  • ・医療的ケア児に関する我が国の施策
  • ・医療的ケア児の成長・発達に必要な法制度
調整中
(こども家庭庁)
11:35〜11:40(5) 休憩
11:40〜12:40(60)

【講義】

●医療的ケア児とその家族の支援に必要な基礎知識②

  • ・日本の新生児医療の現状と課題
  • ・NICU長期入院児の特性とその後の成長・発達
田村 正德
(日本小児在宅医療支援研究会代表理事/佐久大学)
12:40〜13:40(60) 昼休憩
13:40〜14:25(45)

【講義】

●医療的ケア児とその家族を支援する多職種・多機関連携の実際

植田 陽子
(Nurse Fight 代表)
14:25〜14:30(5) 休憩
14:30〜16:00(90)

【講義・演習】

●在宅移行支援に伴う意思決定支援

  • ・児と家族の意思決定支援のための基礎知識
  • ・意思決定支援に必要なスキル

●事例演習

市川 百香里
(岐阜県看護協会 医療的ケア児センター/重症心身障がい在宅支援センター みらい)
家族支援専門看護師
16:00〜16:05(5) 休憩
16:05〜16:30(25)

【演習2】

●所属施設における在宅移行支援の再考①

  • ・所属施設における在宅移行支援の現状の明確化
研修担当者
2023年9月8日(金曜日)
9:30〜10:30(60)

【講義】

●医療的ケア児とその家族への支援①

  • ・医療的ケア児とその家族への支援のあり方
  • ・日本看護協会版「NICU/GCUにおける小児在宅移行支援パスおよび教育プログラム」
井本 寛子
(日本看護協会)
10:30〜10:35(5) 休憩
10:35〜11:05(30)

【実践報告】

●医療的ケア児とその家族への支援②

  • ・パスと教育プログラム導入活用の実際
  • ・小児在宅移行支援指導者の役割
小塙 飛鳥
(自治医科大学附属病院)
11:05〜11:10(5) 休憩
11:10〜12:10(60)

【演習2】

●所属施設における在宅移行支援の再考②

  • ・所属施設における現状と問題の明確化
  • ・所属施設において強化すべき支援内容の明確化
研修担当者
≪演習支援者≫

加藤 美也子
(日本赤十字社 愛知医療センター 名古屋第一病院)

木俣 あかね
(静岡県立こども病院)

小泉 恵子
(埼玉医科大学総合医療センター)

小塙 飛鳥
(自治医科大学附属病院)

中村 明子
(京都大学医学部附属病院)

平原 真紀
(ベビーのための訪問看護ステーション ベビーノ)

福島 華子
(長野県立こども病院)

布施 明美
(医療法人産育会 堀病院)
12:10〜13:10(60) 昼休憩
13:10〜14:25(75)

【演習3】

●所属施設における在宅移行支援の推進①

  • ・小児在宅移行支援パス導入のための計画立案
14:25〜14:35(10) 休憩
14:35〜15:40(65)

【演習3】

●所属施設における在宅移行支援の推進②

  • ・教育プログラム導入のための計画立案
15:40〜15:50(10) 休憩
15:50〜16:30(40)

【演習3】

●所属施設における在宅移行支援の推進③

  • ・小児在宅移行支援指導者としての役割