平成29年度 神戸研修センター開催研修

NO.228

認知症高齢者の食べる喜びを支えるケア

研修目的

認知症をもつ高齢者の食べる喜びを支えるために、原因疾患や進行に伴う障害の特徴を捉えた食支援のケアのあり方について考える。

主な対象

認知症の基礎知識を有する看護職

時間 研修形態/科目名 講師名(敬称略・所属施設名)
10月26日 (木曜日)
9:30〜9:40

オリエンテーション

9:40〜12:30

講義)
●原因疾患や認知症の進行に伴う摂食嚥下障害の特徴

  • ・摂食嚥下機能の加齢変化
  • ・認知症が食事に及ぼす影響
  • ・認知症の原因疾患に基づいた摂食嚥下障害の特徴
    〜四大認知症(AD,VaD,DLB,FTD)を中心に〜

演習)
●摂食嚥下障害がある認知症高齢者の食事環境づくり

  • ・嚥下障害のスクリーニング
  • ・姿勢が摂食嚥下に及ぼす影響(体験)
  • ・嚥下しやすい食形態:トロミ剤の使い方

講義)
●認知症高齢者の摂食嚥下機能を維持する食支援

  • ・機能回復訓練の考え方から環境調整により摂食嚥下機能を維持する支援
  • ・もてる力を最大限に発揮するために必要な環境と食事場面のアセスメント(3つの視点)
    • ① 摂食開始困難
    • ② 摂食中断
    • ③ 食べ方の乱れ
山田  律子
(北海道医療大学)
12:30〜13:30 昼休憩
13:30〜16:30

講義)
●最期まで認知症高齢者の食べる喜びを支えるために

  • ・認知症の終末期(終生期)の経過と食支援の方法
  • ・多職種連携から協働へ

演習)
●アセスメントシートを用いた事例演習(グループ演習)
〜 認知症高齢者の食事場面事例のアセスメントとケア計画〜

  • ・摂食困難の特徴、病態等のアセスメント
  • ・目指すケアの方向性〜食支援の具体的方法を考える
  • ・発表〜全体共有〜総評

講義)
●まとめ
〜認知症高齢者の豊かな食支援に向けて〜

  • ・認知症高齢者の“食べる”を支える看護職の役割
  • ・認知症高齢者の豊かな食支援に向けた今後の方向性
山田  律子(前掲)