平成29年度 看護研修学校開催研修

NO.102

医療安全管理者養成研修

会場 看護研修学校
開催期間 H29 9/7・8 9/11〜15 (7日間)
応募期間 H29 6/19〜7/3
研修目的 医療の質の向上と安全確保を目的とした、医療安全管理業務を遂行するための基本的知識と実践能力を習得する。
主な内容 医療安全の基本的知識/安全管理体制の構築/医療安全についての職員に対する研修の企画・運営/医療安全に資する情報収集と分析、対策立案、フィードバック、評価/事故発生時の対応/安全文化の醸成
応募要件 次の4点を全て満たす者:①所属施設における専従または専任の医療安全管理者、あるいは1年以内に専従または専任の医療安全管理者になる予定の者 ②上司の推薦がある者 ③7日間の研修全てを受講できる者 ④看護師長に相当する職位以上にある者が望ましい
段階 Ⅲ〜Ⅳ
定員 80
受講料 会員 41,148円 / 非会員 61,668円
研修日 時間形態 科目名(テーマ)/内容 期待される成果 講師(所属)(敬称略)
9/7
(木)
1日目
9:30-
9:40
オリエンテーション   事務局
9:40-
12:30 講義

医療安全の基本的知識① 〜医療・看護の質の向上と医療安全〜

  • ○医療安全に関する法令・制度・指針
  • ○我が国の医療安全施策の動向
  • ○医療・看護の質の向上と医療安全
  • ○看護管理者に求められる医療安全管理に関する資質
  • ○医療安全に関連した日本看護協会の事業
  • ○医療安全に必要な関連法規・制度・指針および動向について述べることができる。
  • ○医療・看護の質の向上のための医療安全とその管理活動を担うものに求められる資質について述べることができる。
熊谷  雅美
(公益社団法人日本看護協会:常任理事)
13:30-
16:30 講義

医療安全の基本的知識② 〜組織管理の基礎知識〜

  • ○安全管理のための組織管理の基本
  • ○医療機関の組織構造や機能
  • ○組織文化
  • ○安全管理における組織分析と意思決定
  • ○変革に向けた組織へのアプローチ
  • ○安全管理活動に必要な組織管理について述べることができる。
  • ○医療機関の組織構造や機能、組織分析ならびに組織の意思決定や組織変革などの考え方について学び、医療安全管理者が効果的かつ円滑に組織横断的な活動が行えるよう実践的な理解を深める
熊谷  雅美
(前掲)
9/8
(金)
2日目
9:30-
12:30 講義

医療安全の基本的知識③ 〜心理学・人間工学等の関連〜

  • ○医療事故発生のメカニズムとヒューマンエラー
  • ○心理学・人間工学からみた医療安全
  • ○心理学および人間工学からみた医療事故と人との特性および医療安全管理について述べることができる。
佐相  邦英
(電力中央研究所原子力技術研究所ヒューマンファクター研究センター:センター長・上席研究員)
13:30-
16:30 講義

安全管理体制の構築① 〜体制の構築と整備〜

  • ○職種横断的な組織および安全管理体制の構築の方法
  • ○安全管理体制の整備に向けた医療安全管理活動の評価および課題への対応
  • ○各部門および部署との連携・協働
  • ○医薬品安全管理責任者および医療機器安全管理責任者との連携・協働
  • ○各部署における医療安全管理活動の実践力向上
  • ○職種横断的な組織および安全管理体制の構築と整備に向けた評価と課題への対応に関する具体的活動について述べることができる。
  • ○各部門および部署ならびに各安全管理責任者との連携・協働を機能させるための方策について自身の施設の現状に合わせ想起できる。
  • ○各部署が自立して医療安全に関する課題の抽出および解決に向けた活動を実践するための能力向上への方策について述べることができる。
両角  直子
(国保依田窪病院:看護部長・認定看護管理者)
9/11
(月)
3日目
9:30-
11:00 講義

医療安全の基本的知識④ 〜協調的問題解決〜

  • ○コンフリクト・マネジメントの基礎知識
  • ○医療対話推進者の役割および手法
  • ○改善に向けたコンフリクトの活用
  • ○組織内および対患者・家族間においてコンフリクト発生時における協調的問題解決に向けた考え方や方策について述べることができる。
  • ○コンフリクトをより良い医療安全管理につなげるための手法について述べることができる。
古田  康之
(昭和大学薬学部病院薬剤学講座:助教)
11:00-
12:30
講義

医療安全に資する情報収集と分析、対策立案、フィードバック、評価① 〜施設外における情報収集と還元〜

  • ○医療安全に関する日本医療機能評価機構の活動
  • ○医療事故報告の現状と傾向
  • ○施設外における医療安全に資する情報の収集と自施設への取り入れの実際
  • ○医療事故報告の現状と傾向について述べることができる。
  • ○施設外の医療事故情報の収集と自施設へ取り入れるための手法について述べることができる。
後  信
(公益財団法人日本医療機能評価機構:執行理事/九州大学病院医療安全管理部:教授・部長)
13:30-
16:30 講義

医療安全に資する情報収集と分析、対策立案、フィードバック、評価② 〜施設内における情報収集と還元〜

  • ○施設内における医療安全に関する情報の収集および事故報告の仕組み
  • ○収集した情報や報告内容の活用
  • ○各部門および部署への還元
  • ○施設内の医療安全に関する情報収集と報告の仕組みについて述べることができる
  • ○収集した情報や報告内容を活用し各部門および部署へ効果的に還元する方策について述べることができる。
杉山  良子
(パラマウントベッド株式会社技術開発本部:主席研究員(看護師))
9/12
(火)
4日目
9:30-
12:30 講義 演習

安全管理体制の構築② 〜チーム医療のパフォーマンスが向上するコミュニケーション〜

  • ○医療安全におけるコミュニケーションの基本と考え方
  • ○医療安全における多職種連携・協働のためのコミュニケーション・スキル
  • ○医療安全の向上に向けた正確な情報伝達の方法
  • ○多職種連携・協働およびチーム医療のパフォーマンスが向上するコミュニケーション・スキルについて述べることができる。
  • ○正確に情報を伝達するためのスキルと自施設および自身のコミュニケーションの傾向を関連付けることができる。
藤原  喜美子
(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター医療安全推進室:医療安全管理者)
13:30-
16:30 講義

安全文化の醸成に向けた活動 〜医療安全管理者の役割〜

  • ○患者・家族と共に取り組む医療安全
  • ○安全文化の醸成に向けた多職種連携・協働
  • ○安全対策と再発防止策を各部門や部署で共有・継続するための方策
  • ○事故の報告を非難しない組織文化の醸成
  • ○新人看護職員が直面し易い医療安全管理上の問題および看護基礎教育をふまえた継続教育の基本的考え方と実施のポイント
  • ○事故の報告を肯定的に捉え、安全対策と再発防止策を各部署や部門で共有・継続するための方策について述べることができる。
  • ○多職種および患者・家族と共に取り組む医療安全に向けた方策について述べることができる。
  • ○新人看護職員の支援方法と自身の役割を想起できる。
黒川  美知代
(武蔵野赤十字病院医療安全推進室:看護師長・医療安全管理者)
9/13
(水)
5日目
9:30-
11:30 講義

医療安全についての職員に対する研修の企画・運営① 〜研修立案の概要〜

  • ○組織のリスク感性向上および安全文化の醸成に向けた研修の役割と方策
  • ○医療安全管理の目的と目標達成のための研修ニーズの査定
  • ○医療安全管理の目的と目標達成のための研修の企画・運営・評価の概要
  • ○研修内容を各部署や部門で共有・継続するための方策
  • ○安全文化の醸成に向けた研修について述べることができる。
  • ○医療安全管理の目的と目標達成のための研修ニーズの査定および研修の企画・運営・評価の概要について述べることができる。
  • ○研修内容を各部署や部門で共有・継続するための方策について述べることができる。
安田  友惠
(亀田総合病院:教育担当副部長)
12:30-
16:30演習

医療安全についての職員に対する研修の企画・運営② 〜研修立案の実際〜

  • ○グループワークによる立案手順に沿った研修の立案
  • ○医療安全管理に関する研修の企画・運営・評価の手順を述べ立案作業に適用できる。
  • ○医療安全管理における研修の一連のプロセスを他者とともに検討し多様な考え方に気づくことができる。
安田  友惠(前掲)
〈演習支援者〉
松本  美香
(木村内科・胃腸内科:看護管理者/聖路加国際大学:臨床教授)
山本  由子
(武蔵野大学通信教育部人間科学部:准教授)
吉田  広美
(亀田総合病院:看護師長)
9/14
(木)
6日目
9:30-
12:30講義

医療安全に資する情報収集と分析、対策立案、フィードバック、評価③ 〜事象の分析と対策立案の概要〜

  • ○基本的な分析手法と手順
  • ○背景要因の探り方
  • ○リスク評価の方法
  • ○事故の再発防止対策の立案と評価
  • ○医療事故の分析における基本的な情報収集・分析・対策立案・評価について述べることができる。
河野  龍太郎
(自治医科大学医学部 メディカルシミュレーションセンター:センター長/医療安全学:教授)
13:30-
16:30演習

医療安全に資する情報収集と分析、対策立案、フィードバック、評価④ 〜事象の分析と対策立案の実際〜

  • ○グループワークによる分析手順に沿った事例の分析
  • ○医療事故の分析に関する考え方と手順を述べ事例分析作業に適用できる。
  • ○医療事故の分析に関する一連のプロセスを他者とともに検討し多様な考え方に気づくことができる。
河野  龍太郎(前掲)
〈演習支援者〉
春日  道也
(ImSAFER研究会:シニアインストラクター)
橋本  礼子
(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 医療安全管理室:看護師長・医療安全管理者)
濱  悦子
(医療法人社団松寿会丘整形外科病院看護部:看護部長)
9/15
(金)
7日目
9:30-
11:30 講義

事故発生時の対応① 〜事故発生時の行動の基本〜

  • ○医療事故発生時の基本原則
  • ○医療事故に関する法的責任
  • ○医療機関における医療事故発生時の基本原則に基づく具体的な対応
  • ○再発および風化の防止に向けた取り組み
  • ○医療事故発生時の基本原則や関係法規および具体的な対応について述べることができる。
  • ○類似事象の再発および事故の風化の防止に向けた方策について述べることができる。
鮎澤  純子
(九州大学大学院医学研究院医療経営・管理学講座:准教授/九州大学病院:病院長補佐)
12:30-
14:30講義

事故発生時の対応② 〜事故に関与した職員および患者・家族への対応〜

  • ○医療事故の当事者に対する精神的ケア
  • ○医療事故に関与した職員を擁護しサポートできる組織的対応と人的環境づくり
  • ○医療事故の当事者に対する精神的ケアの必要性とその方策について述べることができる。
  • ○医療事故に関与した職員を擁護しサポートするための組織的対応と人的環境づくりについて述べることができる。
寺岡  征太郎
(和洋女子大学:准教授)
14:30-
16:30講義

事故発生時の対応③ 〜医療事故調査制度〜

  • ○医療事故調査制度の概要
  • ○医療事故調査制度の対応の実際
  • ○医療事故調査制度の対応の対応に必要な制度の概要と実際について述べることができる。
  • ○医療事故調査制度の対応策を自身の施設に当てはめ想起できる。
水元  明裕
(東海大学医学部付属病院看護部:看護師長)

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