2024年度 研修(オンライン)

No.214
看護管理者に必要な災害時におけるマネジメント

提供方法 組合せ研修(リアルタイム研修+オンデマンド研修)
開催期間 リアルタイム:11/29
オンデマンド(配信):9/30〜12/13
※日本看護協会の認定看護管理者 更新審査および再認定審査に関する自己研鑽の実績として申告可
応募期間 7/10〜7/25
研修目的 災害時の看護管理者に求められる役割を理解し、組織の課題解決に向けたプロセスを考える機会とする。
到達目標
  • 1.災害時における医療提供体制や国(地域)の防災計画(体制整備)について、理解することができる
  • 2.災害時における危機管理の考え方(減災・防災・縮災)について、考えることができる。
  • 3.災害時における看護管理者の役割を理解することができる。
  • 4.災害時における自施設(自部署)の課題を明確にし、課題解決に向けた方策を考えることができる。
応募要件 看護管理者
レベル M-Ⅰ〜Ⅳ
定員 50
受講料 会員価格 8,800円(税込) / 一般価格 13,200円(税込)
事前課題の有無 オンデマンド研修を視聴後、リアルタイム研修までに所定のワークシートを記入する。(提出不要)課題の詳細は、受講通知書で案内予定。
講義資料 オンデマンド研修:専用ページからダウンロード
リアルタイム研修:事前に郵送
受講決定の方法 応募要件を満たし、かつ申込内容に不備のない方から先着順に受講決定します。ただし、定員を超える応募があった場合には1施設1名とします。
研修修了書発行について

事務局が以下の①②を全て確認できた場合、研修修了証を発行します。

① 「入室時」「退室時」および「事務局が指定した時」の全てにチャットの受信履歴があること
② 全ての時間に出席していること
受講環境の準備

オンライン研修の受講には、以下の環境が必要です。

  • 1) インターネット通信環境の確保(通信容量無制限など)
  • 2) ①〜④を整備した受講者1名につき1台のパソコン
    • ① メーカーがサポートしている最新のOSを搭載
    • ② プロセッサはデュアルコア 2 Ghazi 以上(Intel i3 / i5 / i7または AMD と同等)、RAMは4 GBを推奨
    • ③ スピーカー・マイク・ウェブカメラが内蔵または接続
    • ④ 最新バージョンのZoomアプリと、ウェブブラウザ(Edge・Chrome・Safari・Firefox)

※タブレット、スマートフォンも可能ですが、資料等を映すため画面の大きな端末を推奨します。

時間(分) 研修形態/科目名 講師名(敬称略・所属施設名)
オンデマンド研修(180分)
配信期間:2024年9月30日(月曜日)〜2月13日(金曜日)
25分

【講義】

● 災害時の医療体制の変遷

  • 過去の災害からの教訓

● 国の防災計画と地域防災計画

小井土 雄一
(DMAT事務局)
25分

【講義】

● 災害時における事業継続計画(BCP)の考え方

  • 災害時における事業継続計画(BCP)策定
  • 地域包括BCPの考え方
  • 平時における事業継続マネジメント活動(BCM)について
小井土 雄一(前掲)
25分

【トピック・講義】

● これからの防災・減災・縮災の考え方

  • 被害を小さく、長引かせない、できるだけ早く回復させる『縮災(DisasterResilience)』の考え方
河田 惠昭
(関西大学 社会安全研究センター/人と防災未来センター)
30分

【講義】

● 水害に強い療養環境

  • 浸水リスクを考慮した治療や療養環境への備え
  • 今からでもできる療養環境の整備
筧 淳夫
(工学院大学)
15分

【講義】

● 災害時に求められる看護管理者の役割・機能

  • 災害サイクルに応じた看護マネジメント
  • 患者、職員、住民を守るための看護管理者の役割
石井 美恵子
(国際医療福祉大学大学院)
30分

【講義】

● 災害に強い組織づくり

  • 組織のハード面の強化
  • 職員教育と人材育成 (災害支援ナース、災害リンクナースの活用)
石井 美恵子(前掲)
30分

【講義】

● 関連機関(施設)との連携・調整

  • 平時の関連機関(施設)との連携と調整
  • 支援体制と受援体制の整備(病院支援受け入れ体制の整備など)
石井 美恵子(前掲)
リアルタイム研修
2024年11月29日(金曜日)
14:00〜14:10(10)

オリエンテーション

研修担当者
14:10〜4:30(20)

【実践報告】

● 災害時における看護管理者に必要なマネジメント①連携・調整

  • 災害時の看護体制と情報管理
  • 近隣施設との医療連携等(災害時の受援体制)

● 質疑・応答

上野 有子
(珠洲市総合病院)
14:30〜14:50(20)

【実践報告】

● 災害時における看護管理者に必要なマネジメント②人材育成

  • 平時における災害への備えと人材育成
  • 院内研修

● 質疑・応答

窪田 直美
(公立丹南病院)
14:50〜15:00(10) 休憩
15:00〜17:00
(120 休憩含む)

【演習】

● 災害時における自施設(自部署)の現状と課題の共有

  • 課題を共有する(グループ演習)
  • 課題の洗練(個人ワーク)

● 自施設(自部署)の課題解決に向けた方策の検討

  • 課題解決に向けた方策の検討(グループ演習)
  • 解決策の洗練(個人ワーク)

● 全体共有

  • 課題別に発表・共有

● まとめ

進行:研修担当者

≪演習支援者≫
窪田 直美(前掲)
岡﨑 敦子
(独立行政法人国立病院機構 東京医療センター)
今野 美幸
(社会福祉法人北海道 社会事業協会函館病院)