2024年度 研修(オンライン)

No.205
小児在宅移行支援指導者育成研修<入退院支援加算3対応>

提供方法 リアルタイム研修(RT)
開催期間 9/5・6
10:00〜17:00
応募期間 4/10〜4/25
研修目的 所属施設においてNICU等に入院する児の在宅移行を推進し、児と家族を支援することができる人材を育成すること。
到達目標
  • 1.医療的ケア児を取り巻く現状とNICU/GCUから在宅等へ移行する児と家族の状況を理解することができる。
  • 2.所属施設の現状に応じた小児在宅移行支援の推進に必要な方策を考えることができる。
応募要件 以下の応募要件①〜③すべてを満たす者
①総合周産期母子医療センターまたは地域周産期母子医療センターのNICU/GCU等に勤務している、又は勤務した経験がある5年目以上の看護職
②本研修の受講までに、訪問看護ステーションの看護師と在宅療養中の児を訪問(2024年3月5日(火)以降)し、その記録を事前に提出できる者
③上司の推薦がある者
※秋田県、福井県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府の各都道府県看護協会でも開催いたしますので、開催都道府県にお住まいの方は、そちらでの受講のご検討をお願いいたします。
レベル
定員 100
受講料 会員価格 11,000円(税込) / 一般価格 16,500円(税込)
特記事項 入退院支援加算3算定要件に該当
事前課題の有無 有:訪問看護ステーションの看護師と在宅療養中の児を訪問(以降、同行訪問)し、同行訪問記録(所定様式)を提出する。
講義資料 事前に郵送
受講決定の方法 応募要件のすべてを満たし、かつ申込内容に不備のない方から先着順に受講決定します。ただし、定員を超える応募があった場合には1施設1名とし、上記「応募要件」記載の開催都道府県以外の方から優先いたします。
研修修了書発行について

事務局が以下の①②を全て確認できた場合、研修修了証を発行します。

① 「入室時」「退室時」および「事務局が指定した時」の全てにチャットの受信履歴があること
② 全ての時間に出席していること
受講環境の準備

オンライン研修の受講には、以下の環境が必要です。

  • 1) インターネット通信環境の確保(通信容量無制限など)
  • 2)①〜④を整備した受講者1名につき1台のパソコン
    • ① メーカーがサポートしている最新のOSを搭載
    • ② プロセッサはデュアルコア 2 Ghazi 以上(Intel i3 / i5 / i7または AMD と同等)、RAMは4 GBを推奨
    • ③ スピーカー・マイク・ウェブカメラが内蔵または接続
    • ④ 最新バージョンのZoomアプリと、ウェブブラウザ(Edge・Chrome・Safari・Firefox)

※タブレット、スマートフォンも可能ですが、資料等を映すため画面の大きな端末を推奨します。

時間(分) 研修形態/科目名 講師名(敬称略・所属施設名)
1日目:2024年9月5日(木曜日)
10:00〜10:10(10)

オリエンテーション

研修担当者
10:10〜10:40(30)

【講義】

● 医療的ケア児とその家族への支援①

  • 医療的ケア児とその家族への支援のあり方
井本 寛子
(公益社団法人日本看護協会常任理事)
10:40〜10:50(10) 休憩
10:50〜11:50(60)

【講義】

● 医療的ケア児とその家族の支援に必要な基礎知識①

  • 医療的ケア児に関する我が国の施策
  • 医療的ケア児の成長・発達に必要な法制度
西村 緑
(こどもまんなかこども家庭庁支援局 障害児支援課)
11:50〜12:50(60) 昼休憩
12:50〜13:50(60)

【講義】

● 医療的ケア児とその家族の支援に必要な基礎知識②

  • 日本の新生児医療の現状と課題
  • NICU 長期入院児の特性とその後の成長・発達
田村 正徳
(埼玉医科大学総合医療センター)
13:50〜13:55(5) 休憩
13:55〜14:45(50)

【演習1】

● 同行訪問実習における情報共有

  • 同行訪問事例と同行訪問による気づきと発見の共有
研修担当者
14:45〜14:50(5) 休憩
14:50〜16:20(90)

【講義・演習】

● 在宅移行支援に伴う意思決定支援

  • 児と家族の意思決定支援のための基礎知識
  • 意思決定支援に必要なスキル

● 事例演習

市川 百香里
(シティタワー診療所/
家族支援専門看護師)
16:20〜16:25(5) 休憩
16:25〜17:00(35)

【講義・演習】

● 医療的ケア児とその家族への支援②

  • 日本看護協会版「NICU/GCUにおける小児在宅移行支援 パスおよび教育プログラム
早川 ひと美
(公益社団法人日本看護協会)
2日目:2024年9月6日(金曜日)
10:00〜10:45(45)

【講義】

● 医療的ケア児とその家族を支援する多職種・多機関連携の実際①(学校編)

植田 陽子
(Nurse Fight代表)
10:45〜10:50(5) 休憩
10:50〜11:20(30)

【講義】

● 医療的ケア児とその家族を支援する多職種・多機関連携の実際②(地域編)

  • 社会的資源の紹介と活用
  • 保健師の活動
中島 夏美
(鹿児島県 伊集院保健所)
11:20〜11:25(5) 休憩
11:25〜11:55(30)

【実践報告】

● 医療的ケア児とその家族への支援③

  • パスと教育プログラム導入活用の実際
  • 小児在宅移行支援指導者の役割
小塙 飛鳥
(自治医科大学附属病院)
11:55〜12:55(60) 昼休憩
12:55〜13:50(55)

【演習2】

● 所属施設における在宅移行支援の再考②

  • 所属施設における現状と問題の明確化
  • 所属施設において強化すべき支援内容の明確化
研修担当者
演習支援者
13:50〜14:00(10) 休憩
14:00〜17:00
(180 休憩含む)

【演習3】

● 所属施設における在宅移行支援の推進

  • 小児在宅移行支援パス導入のための計画立案
  • 教育プログラム導入のための計画立案
  • 小児在宅移行支援指導者としての役割